新幕 桜降る代に決闘を 第伍拡張カードプレビュー

第伍拡張カードプレビュー

はじめに

 皆さんこんばんは。きくしょーと申します。今回、第伍拡張のカードプレビュー企画に参加させていただきました。最初の記事?のはずなので、これからどんな人がどんな記事を書くのか私も楽しみです。では、早速新カードを見ていきましょう。

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カードプレビュー


新カード①

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桜の双剣

 一枚目はこちら、「桜の双剣です!
2/1の【攻撃後】オーラ回復なので、「守護霊式」のようにも見えるカードです。ですが、見ての通り大きな違いが2つあります。
1つ目は、適正間合です。「桜の双剣」は間合4-6という適正間合で、間合2-3で使用可能である「守護霊式」のような使いやすさは皆無です。間合4以遠のカードには、間合2から使用しに戻るだけのパワーが求められます。2/1の【攻撃後】オーラ回復だけでは弱めと言えますね。
2つ目の違いは、【攻撃後】「影の両手」との交換効果です。

…………「影の両手」is 何???

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新カード②

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影の両手

はい、というわけで2枚目「影の両手」です!
このカード見て真っ先に思い出したのがこの二枚です。

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もっと言えば、2幕のこの二枚です

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2幕のウツロ様は、この2枚で殴りかかって来たので、「象徴武器、鎌じゃなくて両手じゃね???」「往復ビンタやめろ」など笑い話にしたものです。

新幕ではアナザーホノカも、ウツロ様の両手を使ってビンタしに来たようです。

さて、真面目なプレビューに戻りましょうか。
「桜の双剣の【攻撃後】効果の開花先であるこのカード、性能は先ほど挙げた「黒き波動」と「蝕みの塵」の2枚を合わせたような効果になっています。「黒き波動」ならライフを差し出すことで手札を守れ、「蝕みの塵」であればオーラを差し出すことでフレアを守れました。さて、この「影の両手」はどうでしょうか?「オーラと手札」もしくは「フレア!」のどちらかを差し出さなければなりません。通常の≪攻撃≫では干渉できない、相手の手札かフレアのどちらかに必ず干渉できます。妨害力を高めた合体をしていますね。
そして、このカードにも開花効果が書いてあります。開花先は「桜の双剣そうです一枚目のあのカードです。つまりこれら二枚のカードをぐるぐる回して、時にはホノカ的に、時にはウツロ的に戦うのがこのアナザーホノカの戦い方の一つであるようです。
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一緒に使いたいメガミ

①ヒミカ

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「レッドバレット」「マグナムカノン」「ラピッドファイア」「バックドラフト「桜の双剣で対応考えなければ5点取れます。「バックステップ」を使っていれば開花した「影の両手」を次のターンすぐ拾うことができ、それで妨害しつつ相手に止めを刺す準備時間を稼ぐことができて良さげです。

②ウツロ

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ウツロのカード群に、「影の両手」が入るとさらに相手を縛る能力が上がります。「桜の双剣も、同じ間合い帯に攻撃が集中しているウツロが使えばライフに通りやすいので及第点。「影の翅」で間合い4に戻る力を有している点も◎

 

感想

 アナザーホノカの方向性は、公式小説で公開されていた切札「ひとりめざめて」から垣間見えていましたが、ここまで露骨にウツロの力を使いだすとなると、他のカードがどうなっているのかも俄然気になってきました(公式小説の該当ページはこちらhttp://bfpblog.bakafire.main.jp/?eid=439) 新拡張、楽しみです。

銃騎について

 

 

ガソ式・・・ガソタムさん(@maximkisin)に教えて頂いた構築。詳細書いていいかわからんので保留

レンジロック型・・・スタント+ヴァミの構築。あんまり信用していない。

オリジナル型・・・大体ガソ式だけど中盤以降の立ち回りが全く異なる型。

スカイマ型・・・全く信用していないが防御0の相手には7点リーサルを叩き込める。

オンライン大決戦レポート - きくしょーのふるよにblog

 先日の記事で触れた4つの型について、詳しく見ていきます。

 

ガソ式

・構築

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最強の型

 

自由に変えていいのはシュートとスタントですが、どちらもあった方が強いことが多いです。シルチャが必中の時などは流石に入れ替えてもいいかもしれません。

・回し方

1巡目のノルマは、①フルバーストを当てる、②バクドラ・シュート・ウェビ・バニで点を取りに行く③ロアリングを使用して燃料を焼き切れる状態を作ることです。

1T目にロアリング前進宿し、2T目にフルバーストを当てて、相手が返しでそのまま前進してくればシュートバニバクドラウェビ+αでがっつり削って燃料を燃やし切ります、返しで間合い7付近でキープならシュートαバクドラバニで削り2燃焼カードで変形できるようにしておきます。間合い8キープの場合はバクドラで萎縮のせ前進阻害してウェブバニキープして、次の巡目以降にバクドラ引いてきたタイミングで連撃をしましょう。

 

無事燃料燃やし切ってヤクシャになった後は燃料はリーサルまで使えません。クリゼロ→ヤクシャ(機動後退)→α→後退ヤクシャ(機動後退)→α→シュート、バニ(どこかにバクドラ+)がリーサルルートです。足りなければロアリングで燃料を追加するか、リーサルライン踏むまで再構成させましょう。

 

 ・使った感想

このデッキを初めて使われて解説聞いた後、銃騎観が破壊されて一か月デッキ構築がめちゃくちゃになりました。しかし今ではこのデッキが一番信用できます。オンライン大規模でも大変お世話になりました。

 

レンジロック型

・構築

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あんまり強くない型

相手の防御力によって、ロアリングとバクドラを入れ替える形で運用していました。ロアリングを採用すると燃料が高速で無くなる代わりに相手に全く近寄らせないことが出来るので、防御能力の低い相手にはロアリングが有効です。また、バックドラフトにするとバーニングが有効に機能するため、比較的長期戦になっても粘れますし、上振れも期待できます。

・回し方

1巡目は、スタント・マグナム・ラピッド・ヴァミと叩いてライフを削りながら安全な間合いまで引きこもりましょう。その後は7枚再構成になり、制御が難しくなるので、臨機応変な対応が求められます。大まかに①シュート+バーニング+マグナムorラピッドを揃えて下がりながら1、2点とる、②マグナム+ラピッドの2枚を揃えてなんとかしてヴァミを起動しながら当てに行く、という2つのルートを目指します。最後はレバレマグラピで3点奪って勝ちに持っていきましょう。

・使った感想

比較対象が悪い説はありますが、銃忍や銃嵐のレンジロックと比較するとあんまり強くないです。間合い6-10までの攻撃がヒミカに依存しきっているので火力が出ないことと、強い後退札を有していないので、前進力のある相手に構築を読まれていると機能しないことがその理由です。とはいえ、クリゼロ搭載型が強く、意識されやすいので、奇襲性能は抜群です。また、ヒミカの知識0から自前で組み上げたうえ、信用していない型だったため、改良の余地は大きいと思われますので色々試してみて下さい。

 

 

オリジナル型

・構築

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採用意図が明確でない型

どこら辺がオリジナルなのかとは思いますが、便宜上オリジナル型と呼んでいたら自分の中で定着してしまいました。画像ではシルチャですがシルチャはターボの方が良いです。(ロアリングを入れるとミスるし、使い道が限定的すぎるので…やめようね!)

・回し方

何がガソ式と違うかというと、燃料計画です。ガソ式は萎縮ついてる集中0の相手にロアリング投げつけることがあるくらいには大急ぎで燃やしに行っていますが、この型は1回目の攻撃で3つ、2回目で2つ燃やすよう動きます。そして、燃やし切った後はΩで攻撃を封殺しつつクリゼロで2点無理やり削ってリーサルという流れが多いですが、フレアが潤沢にあればΩ+クリゼロで燃料前回で3セット目の攻撃を叩き込みに行っても良いです。

・使った感想

ガソ式だと、大嵐気迫知恵気迫等でゲージを稼ぎながらワンショットの準備を進めるタイプの古嵐に勝率があまり良くなかったため、開発されたデッキです。その手のワンショット狙うタイプのデッキに対して防御力を一定以上に上げて耐えきれたので勝ち、というルートを選択するためのものです。オンライン大規模では、鏡嵐に対してもこちらの方が全ケアして勝てそうだったのでこちらをメインに考えて戦ってましたが、正直どちらでも良い気はします。あんまり特徴がないのでこの型にする意味が薄いデッキという印象。

 

 

スカイマ型

・構築

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僕のイメージするヒミカ像に最も近い型

前ステップ対応しかない相手には、バクドラの枠をスモークに変えてもいいです。 フルバーストを入れるのも強いらしいですが、実際に回したわけではないので参考程度に。

 

・回し方

1回目の攻撃でシュートマグラピバクドラαで3-4点とります。燃料2個分まで遊んで良いので時間稼ぎながらライフを狙います。最後は、フレア6集中2手札4用意して再構成スカイマシュート伏せから 集中離脱α、ウェビ機動後退、バクステα、バクドラバニ機動後退、集中後退α、マグラピレバレ で対応無ければ7点飛ばせます(1/1×33/1×2 3/2×3)

 

・使った感想

2幕時代によく見た銃騎。ヒミカといえばこんな感じというイメージを持っています。機動後退で殴りながらヒミカの間合いである7に到達できるのですごい。相手に妨害されるとガクンと点が落ちてしまうのが難点。ワンショットにすべてをかけているので防ぎきられれば継戦は不可能なのでそのまま負けます。リーサルターンの爽快感がやってて楽しいデッキです。

 

オンライン大決戦レポート

 

8/9日に開催されたオンライン大決戦にて準優勝を勝ち取ることが出来ました。記念の記事となります。良ければ見て行ってください。

銃騎のデッキについて

ガソ式・・・ガソタムさん(@maximkisin)に教えて頂いた構築。詳細書いていいかわからんので保留

レンジロック型・・・スタント+ヴァミの構築。あんまり信用していない。

オリジナル型・・・大体ガソ式だけど中盤以降の立ち回りが全く異なる型。

スカイマ型・・・全く信用していないが防御0の相手には7点リーサルを叩き込める。

各構築に関して、また記事書くかもしれません

大会の様子

①vsひるすさん  銃騎(嵐)ー鏡嵐(新)
オンライン大会3度も席とって3連続で初戦敗退だったため、異様に緊張しながら臨んだ一戦。朝から引っ越し作業したおかげかバッチリ頭は起きていた。(×箱αCzのガソ式で構築)追記:正しくはΩαCzのオリジナル型で構築でした。決闘は順当に進行しリーサルの瞬間を見逃さずキッチリ勝利。

②vstot神       銃騎(嵐)ー新旗(嵐)
「旗ってなんだ!!勝てるわけねぇ~!!」とキレながら臨んだ一戦。大規模大会では一度も勝っていないため今度こそ勝ちたい。箱αCzのガソ式で構築。決闘は箱が空くところまでは順当に推移したものの、お守りとターボを抱えられてるとリーサルが出ない状態に陥り、ターボ持ったか攻撃持ったかの2択を外せば負けの盤面まで追い込まれ、意を決してターボノーケアでパなしたら勝てました。

③vsたしかさん  銃騎(嵐)ー忍嵐(傘)
どちらが勝っても北陸勢ベスト8なので心穏やかに臨めた一戦。たしかさんに銃騎嵐は滅茶苦茶見せてるため「勝てるか怪しい~」と思ってました。箱αCzのガソ式で構築。決闘は、たしかさんがレンジロック型ガンメタで構築してきたために終始優勢で進行し、対応切り札1枚も積んでいなかったため、圧倒的な攻撃力で粉砕し勝利。

④vsリンさん   銃嵐(騎)ー忍嵐(機器)
2日目の初戦。マッチングが1日目の最後に公開されたため、ゆっくりする予定だった夜に泣きながら忍機器相手の練習をして、翌日も試合開始10分前まで検討した結果「勝てねぇわこれ」となり急遽忍嵐にbanを変更。ドタバタしたので気が気ではありませんでした。このマッチングは検討済で、レンジロックを絶対に破れないためミスしないようにだけ注意して危なげなく勝利。

⑤vsテトまる君  銃騎(嵐)ー戦新(嵐)
個人的に一番優勝に近いと思っていた最強のミコトとの一戦。 フリプ含めて一度も勝ったことがない、順位戦2連覇など当たったら負けかなと思わされる要素たっぷり。マスピ レバレ ヴァミのレンジロック型で構築。決闘は1巡目にオーラ4の状態のシュートをオーラ受けしたためマグラピが4点ライフに入りかなり優勢に。しかしなかなか詰め切れなかったため、最後の結晶発動させてあと1点はレンジロックしきって焦燥勝ちのプランに切り替えガン後退し始めたころに時間切れで勝利。

⑥vsあかさきさん 銃騎(嵐)ー鏡嵐(戦)

前の試合が時間切れまで行ってしまった影響でインターバルが今までよりかなり短く、落ち着かないまま臨んだ一戦。公式戦では一度も負けたことがなかったため、「今回も勝って優勝!!」と意気込み決闘へ。構築は Cz α Ωのオリジナル型で構築。決闘はガソ式と勘違いして箱入ってるものとして進行してしまったためプランが崩壊。なんとか残り3点まで削り、あかさきさんの山札底2枚のうち1枚でも行動札なら耐えきってクリゼロで勝ちの盤面まで持っていったが、山の上の方でキッチリ不要札を処理され、星の爪 咢 暴風 獣爪を叩き込まれ敗北。悔し~!!!!

 

というわけで直前に練習の時間はとれなかったものの、検討量でカバー出来たのとヒミカ特有の事故もなかったため運が良かったです。望外の結果でした!

刀傘について

 刀傘について 

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刀傘

  この記事は、ユリナ/ユキヒ(以下刀傘)の組み合わせについて、私の知っている構築を簡単に紹介するものとなっております。刀傘は構築の自由度が高く、試合展開も1点を奪い合う、ふるよにらしく楽しい試合が望めるのが特徴です。一方で単純なパワーの高さと扱いやすさで古傘の方が上なため、家族を人質にとられた方や、エントリーネームで遊んでしまったがゆえに第一拡張を使えない人などの特別な理由が無い限りは、古傘の使用をお勧めします。

サンプル構築1

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3/1飽和攻撃構築

  この構築のコンセプトは斬とはらりゆきとしこみばりでライフを削り、中盤以降は合計コスト4の浦波とくるりみによるオーラ9個の守りで被リーサルラインを引き下げ、1点ずつとって押しきるといったものです。かさまわしによるリソース供給によって間合い3まで下がって攻撃することや、相手の攻撃をオーラで受けライフを守ることを狙うことでライフ差を付けられると良いでしょう。これは、他の構築にも共通して言えることなのですが、かさまわしは伏せることなく抱え続けることをオススメします。かさまわしによって引けるカードが汚染される上に、使いたいたいタイミングで手札になければただの毒カードとなってしまうからです。同じような性質のカードに対応のサブタイプを持つカードがありますが、対応札と異なり、かさまわしは相手の行動を抑制する効果は低いため、ブラフをする意味があまり無くリスキーです。

 

tips1 かさまわしとくるりみとブラフ

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かさまわしとくるりみはセット採用?


くるりみという切り札は単独で見るとあまりにもパワー不足です。使うと傘が反転してしまうことや、オーラ1しか回復出来ないことが理由ですが、かさまわしとセットで採用することで状況を選ぶが1コストの防御用浦浪嵐として運用出来て、コストパフォーマンスの高い有用な切り札になります。それ故に、傘を相手取るときは、かさまわしが公開された時からくるりみの存在を意識しなければならなくなります。そして、くるりみがあるかないかは、実際にくるりみを対応で使わなければならない状況にならなければ判別できません。つまり、かさまわしは構築に存在しなくても相手の行動を制限することの出来るカードであるということです。この性質を考えると、かさまわしを公開することでくるりみを意識させつつ、その枠に底力やゆらりびを仕込むことで奇襲を仕掛けるといったことが可能です。3/1飽和構築に底力があれば3/1のオーラ受けを強く咎めることができ、月影入り構築にゆらりびがあれば、相手の対応札の枚数を超えて大技を叩き込む可能性が生まれます。つまり、新幕においては「浦浪は飾り」ではなく、「くるりみは飾り」であるということです。

 

 

 

サンプル構築2

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全力2枚構成

  傘に許された特権の一つに、全力を使ったターンにかさまわしで1纏いが出来るというものがあります。このデッキはその力を存分に生かし、斬一閃柄打ちを暇なターンに振り打点を稼ぎ、つきさしか居合を安全なタイミングを見計らって打ちアドを稼ぐ構築となっております。かさまわしとひきあし/もぐりこみの2枚を抱えることで全力カードを使用した後の安全を確保することが出来ます。かさまわしと居合か一閃をたぐりよせと圧気に変えて、くるりみをゆらりびに変えると傘開き固定の、間合い0寄せデッキに早変わり出来るのでそちらもオススメです。

tips2 圧気とつきさし

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圧気とつきさしの2択

  つきさしを当てるための手段として傘が良く用いる手段として、傘閉じの状態からふりはらいで距離2から1へ行き、えんむすびで間合い0へ、そして傘を開いてターンを返すことで実質間合い-1とでも言える状態を作り出すといったものが一般的によく用いられます。刀傘においても有効な戦術ではあるのですが、刀傘には別の当て方もあるのでどちらも知っていると戦術の幅が広がります。それが圧気とつきさしの組み合わせで、間合い0で圧気を展開することで圧気を下がり割るのは困難だが、圧気の安全地帯である0距離にとどまるとつきさしが当たるといった二択を迫ることが可能な動きです。間合いを動かすだけのえんむすびと違って、圧気は単独でも活躍の可能性が高いため、意識しておくと良いでしょう。

 

サンプル構築3

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気炎型

気炎からのバースト火力を狙うデッキで、はらりゆきを道中で使うことでダスト供給が容易なのが売りの一つです。気炎下ではしこねこを打ち消さなければくるりみと合わせて4/2のはらりゆきが2発飛んでくるため、しこねこがマストカウンターとなるのも強い点で、他の攻撃を浦波と合わせてライフに通しやすいです。難点は、終盤に手札を整えて、気炎を置く(=1ターンスキップ)する隙を作り出す必要があることと、気炎で攻めるターンの引きに決定力が大きく左右されることが挙げられます。総じて安定感に欠けるため、トコヨ相手など不利なマッチをひっくり返すための手段とするのが無難でしょう。

 

tips3 刀傘の苦手な相手

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天敵

 

扇・・・雅打ちを越えてやっと1点とっても梳一枚でちゃらにしてくる、久遠のせいで2点差ついた状態からはらりゆきでひっくり返す必要がある、詩舞のせいでつきさしやゆらりびや一閃が通りにくい等

古・・・柄打ち、不完全浦波嵐、乱打、月影落の流れに差し込める対応が一つもないため柄打ちで1点、不完全浦波嵐に浦波対応でオーラ2点、乱打でオーラ2点、月影で4点、後手札に来た攻撃もライフに通るので5点以上持っていかれる、決死を飛ばしにくい等

 

 

 

全国大会簡易レポート

使用:刀傘爪

結果:4ー1


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一回戦 刀傘ー書旗(槌)

ユリナ押し付けて勝ち、1ミス

2回戦 刀傘ー(古)戦書

検討通り勝ち、1ミス

3回戦 刀傘ー爪塵(絡)

丁寧にやられて、リーサル見逃しで逆転負け、1ミス

4回戦 刀傘ー古扇(騎)

浦波と月影のうち浦波しか入っていなかったため気炎着地して勝ち、0ミス2回巻き戻し

5回戦刀傘ー戦書(古)

あかさきさんが上手かったが計略全部当てて勝ち 一回でも裏目ったらわからなくなりそうだった。 2ミス

 

 

2/24 天音杯大阪予選レポート

  2/24に行われた第三回全国大会ー天音杯ーの予選に出場したため、記録に残します。この日は三拾一捨と通常選択形式で予選が行われ、私は三拾一捨を選択しました。通常選択に出せる2柱を持ち合わせていないため、私に選択肢はありませんでしたが、三拾一捨の予選は並んでいる名前を見るだけでげんなりするレベルで猛者揃いでした。ですが、全4試合中3勝以上に本選出場権利が与えられる今回の予選、気合い入れて挑みました。

  メガミ選択ですが、oicの練習会で、刀忍薙に持てる手札全てを粉砕されたため、メタ読みを諦め、練度だけで全てを壊す決意で刀傘爪を持ち込みました。これは3通りともパッとしない通称(自称)ボトム3柱ですが、何故か勝率が良かったため気にせず予選へ突貫しました。

 

1回戦 刀爪(傘)ー薙銃(笛)

  マッチ見て真顔になりかけましたが、自分が握る3柱がボトム3柱であることを思い出し、「不利マッチばかりで当たり前だったわ」と平静さを取り戻しました。そして薙笛に勝てる気がしなかったため、銃薙と銃笛を天秤にかけ、銃薙の方が相手していて計算しやすそうだという理由で銃薙を返しました。

  構築はキャッツさん辺りから聞いたことのある対銃構築を思い出しつつ構成

斬一閃柄捌き知恵走り流転爪/浦波+強りっこ

試合は、捌き走りで距離を詰め攻撃振る1巡目、柄を流転爪と知恵で使い回しゲージ稼ぐ2巡り目を経て気付けばリーサルへ、色々ケアしながらパズル解いて勝利。

2回戦(刀)傘爪ー(書)爪塵

爪塵ー刀爪及び爪塵ー傘爪は検討していたがまさか傘爪が帰って来るとは思っていなかったため一切検討していないマッチへ。当然の如く構築ミスかまし

獣爪流転爪知恵しこふくふりたぐかさまわしひきもぐ/くるりみ+強りっこ

という構成で打点不足に(正解は風雷撃が必須でふりたぐが不要、獣爪より呼び声かつきさしのほうが有用)相手も風雷撃を抜くミスをしていて試合は互角だが尋常じゃなく遅いゲームに。当然の如く時間切れを起こしそのタイミングで変身させて、1ライフリードを崩す手段を奪ってライフ差勝ち。恐らく続けても勝ってた気がするが結果は確定する前に勝負が終わって大変消化不良に。余談だが試合中ゲージ4つを上げ忘れるミスがあった。(なんとか敗着にならずに済んだ)

3回戦刀爪(傘)ー薙忍(傘)

爪は傘に弱いと信じているので傘banを選択。どのみち忍薙に勝てないようなら古忍薙に勝てないため忍薙返すのに躊躇は無かった。構築は風10目指すもので

斬一閃柄知恵走り流転爪獣爪/浦+強りっこ

試合は1巡目オートパイロット、2巡目からはゲージを効率良く上げることを目指す。2巡り目の最後(風8ー9くらい)、一閃に消音を合わせられた瞬間はすおと氏の顔が浮かび、熊の存在を思い出した私は2後退を選択(オーラ残2)。相手は設置から誘導、再構成から引いてきた誘導を使いりっこをぱなし、これをライフ2と浦波で受け風は10に。ここで余裕が生まれたため、そこから2ターンで体勢を建て直し、相手フレアが無いため果てケアから解放された刀爪の連撃で消し飛ばし勝利。忍歩が相手のデッキに無かったためかなり余裕をもって勝利出来た。(熊は入っていたので忘れていたらしっかり死んでいた)ここで権利獲得が確定しほっと一息。

 

4回戦刀爪(傘)ー(古)薙忍

全勝者3名中、私以外で決勝となったので、階段卓で私の心を折った3柱とご対面。デッキも動きもさっきの試合をコピーしようとしたところエラーが発生し、気づいた時には7熊が回避不能に。諦めて受けて返しに仕方なく全ぶっぱしたところ最後に立っていたのは私でした。なにこれ

 

ということで最後のは酷い内容でしたが無事に全勝で権利獲得し、勝ったマッチの反省をしない男きくしょーはウキウキで眠りにつくのでした。

 

福岡大規模反省

今までにない仕上がりで、好成績を期待して乗り込んだ福岡の地で私を待ち受けていたのは、ガバの嵐でした。最終的に2勝2敗でドロップで終えた福岡大規模交流祭に至るまでの軌跡を自省の念を込めてここに書き残すことにする。

①第二シーズン初期
第一シーズンの交流祭で好成績を残していた私は、勝ちにこだわるのはしばらく止めて、ふるよにを純粋に楽しもうとしていました。このころ幽さんが「書騎が戦えるぞ」という内容のリプライを複数人に送っているのを見てどう戦うのか考えていたところ、反駁+ナーガの噛み合わせの良さに気が付き、天地反駁・Ω・黒箱の切り札構成の書騎ver1が誕生しました。普段ふるよにの研究などしていなかった私はこのおもちゃが動くのか、わくわくしながら複数人に試して回りました。その結果どんどん良くなって行く書騎に良い感情を抱き、研究や検討戦にも良い感情を抱いていきました。

②のんのん杯9戦8敗事件
書騎は楽しいけどまだおもちゃの域を出ず、本番に出すのは躊躇われる状態でした。そこで、10月頭に練習のため刀傘忍でのんのんびよりさん主催の非公認大会に出場しました。この3柱だと返されるのは当然のように100%刀傘で、それは一番自信のある組み合わせでした。しかし勝てない。相性差、検討戦を重ねた結果の実戦勘の薄れ、集中力等理由は様々ありましたが刀傘を諦めるのには十分な結果を突き付けられました。自分のやり方ではなく刀傘が悪いと結論付けたのです。この1日を境に、もうひとつのプランであった刀書騎を実現すべく研究にのめり込んでいったのです。

③大規模直前
oic内での研究に限界を感じていた私は、以前から誘われていたKUの研究会に参加することにしました。そうして、oicとKUで毎日のように検討戦を行った結果、刀書騎は相当いける、という結論に至りました。負けそうな相手に対する準備も事前に行い、自信を持って福岡当日を迎えることになった私は当日のコンディションを軽視していたのです。

④大規模当日
福岡への交通手段として選んだのは、格安で利用出来たフェリーでした。前日の17時に出発し、当日の朝5時に港につき、そこから1時間強かけて現地入りするという、体に悪い旅路でした(朝弱い)。なおかつ、フェリー内の環境もあまり良くなく、眠りが浅いまま本番を迎えました。それでも2回戦まではミスを繰り返しながら勝ち進み、3回戦の刀書vs刀傘でついに負けてしまいます。振り返ると不利寄りのマッチであったのに有利だと集中力を欠いていたので当然の結果でした。そのまま動揺を隠せず4回戦、致命的な事件が起きました。天地反駁中に詭弁を打ってしまったのです。今までのミスは戦況を傾け程度でしたが、これは勝ちを負けにかえてしまうものでした。その後の態度も含めてとても反省しています。