刀傘について

 刀傘について 

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刀傘

  この記事は、ユリナ/ユキヒ(以下刀傘)の組み合わせについて、私の知っている構築を簡単に紹介するものとなっております。刀傘は構築の自由度が高く、試合展開も1点を奪い合う、ふるよにらしく楽しい試合が望めるのが特徴です。一方で単純なパワーの高さと扱いやすさで古傘の方が上なため、家族を人質にとられた方や、エントリーネームで遊んでしまったがゆえに第一拡張を使えない人などの特別な理由が無い限りは、古傘の使用をお勧めします。

サンプル構築1

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3/1飽和攻撃構築

  この構築のコンセプトは斬とはらりゆきとしこみばりでライフを削り、中盤以降は合計コスト4の浦波とくるりみによるオーラ9個の守りで被リーサルラインを引き下げ、1点ずつとって押しきるといったものです。かさまわしによるリソース供給によって間合い3まで下がって攻撃することや、相手の攻撃をオーラで受けライフを守ることを狙うことでライフ差を付けられると良いでしょう。これは、他の構築にも共通して言えることなのですが、かさまわしは伏せることなく抱え続けることをオススメします。かさまわしによって引けるカードが汚染される上に、使いたいたいタイミングで手札になければただの毒カードとなってしまうからです。同じような性質のカードに対応のサブタイプを持つカードがありますが、対応札と異なり、かさまわしは相手の行動を抑制する効果は低いため、ブラフをする意味があまり無くリスキーです。

 

tips1 かさまわしとくるりみとブラフ

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かさまわしとくるりみはセット採用?


くるりみという切り札は単独で見るとあまりにもパワー不足です。使うと傘が反転してしまうことや、オーラ1しか回復出来ないことが理由ですが、かさまわしとセットで採用することで状況を選ぶが1コストの防御用浦浪嵐として運用出来て、コストパフォーマンスの高い有用な切り札になります。それ故に、傘を相手取るときは、かさまわしが公開された時からくるりみの存在を意識しなければならなくなります。そして、くるりみがあるかないかは、実際にくるりみを対応で使わなければならない状況にならなければ判別できません。つまり、かさまわしは構築に存在しなくても相手の行動を制限することの出来るカードであるということです。この性質を考えると、かさまわしを公開することでくるりみを意識させつつ、その枠に底力やゆらりびを仕込むことで奇襲を仕掛けるといったことが可能です。3/1飽和構築に底力があれば3/1のオーラ受けを強く咎めることができ、月影入り構築にゆらりびがあれば、相手の対応札の枚数を超えて大技を叩き込む可能性が生まれます。つまり、新幕においては「浦浪は飾り」ではなく、「くるりみは飾り」であるということです。

 

 

 

サンプル構築2

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全力2枚構成

  傘に許された特権の一つに、全力を使ったターンにかさまわしで1纏いが出来るというものがあります。このデッキはその力を存分に生かし、斬一閃柄打ちを暇なターンに振り打点を稼ぎ、つきさしか居合を安全なタイミングを見計らって打ちアドを稼ぐ構築となっております。かさまわしとひきあし/もぐりこみの2枚を抱えることで全力カードを使用した後の安全を確保することが出来ます。かさまわしと居合か一閃をたぐりよせと圧気に変えて、くるりみをゆらりびに変えると傘開き固定の、間合い0寄せデッキに早変わり出来るのでそちらもオススメです。

tips2 圧気とつきさし

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圧気とつきさしの2択

  つきさしを当てるための手段として傘が良く用いる手段として、傘閉じの状態からふりはらいで距離2から1へ行き、えんむすびで間合い0へ、そして傘を開いてターンを返すことで実質間合い-1とでも言える状態を作り出すといったものが一般的によく用いられます。刀傘においても有効な戦術ではあるのですが、刀傘には別の当て方もあるのでどちらも知っていると戦術の幅が広がります。それが圧気とつきさしの組み合わせで、間合い0で圧気を展開することで圧気を下がり割るのは困難だが、圧気の安全地帯である0距離にとどまるとつきさしが当たるといった二択を迫ることが可能な動きです。間合いを動かすだけのえんむすびと違って、圧気は単独でも活躍の可能性が高いため、意識しておくと良いでしょう。

 

サンプル構築3

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気炎型

気炎からのバースト火力を狙うデッキで、はらりゆきを道中で使うことでダスト供給が容易なのが売りの一つです。気炎下ではしこねこを打ち消さなければくるりみと合わせて4/2のはらりゆきが2発飛んでくるため、しこねこがマストカウンターとなるのも強い点で、他の攻撃を浦波と合わせてライフに通しやすいです。難点は、終盤に手札を整えて、気炎を置く(=1ターンスキップ)する隙を作り出す必要があることと、気炎で攻めるターンの引きに決定力が大きく左右されることが挙げられます。総じて安定感に欠けるため、トコヨ相手など不利なマッチをひっくり返すための手段とするのが無難でしょう。

 

tips3 刀傘の苦手な相手

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天敵

 

扇・・・雅打ちを越えてやっと1点とっても梳一枚でちゃらにしてくる、久遠のせいで2点差ついた状態からはらりゆきでひっくり返す必要がある、詩舞のせいでつきさしやゆらりびや一閃が通りにくい等

古・・・柄打ち、不完全浦波嵐、乱打、月影落の流れに差し込める対応が一つもないため柄打ちで1点、不完全浦波嵐に浦波対応でオーラ2点、乱打でオーラ2点、月影で4点、後手札に来た攻撃もライフに通るので5点以上持っていかれる、決死を飛ばしにくい等